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US循環経済・サーキュラー認証

Cradle to Cradle Certified

Cradle to Cradle Products Innovation Institute(C2CPII) / 米国発祥、現在60カ国以上で認知される国際認証

設立・開始時期: 2010年設立(認証プログラム自体は2005年にMBDC社が開始、2010年に独立機関C2CPIIへ移管)

概要

Cradle to Cradle Certifiedは、1980年代後半にドイツ人化学者ミヒャエル・ブラウンガルト(EPEA創設者)と米国人建築家ウィリアム・マクダナーが提唱した「ゆりかごからゆりかごへ(Cradle to Cradle)」という循環型設計思想に基づく製品認証です。運営団体C2CPIIは自らISO 14020・14024(タイプI環境ラベル)への準拠を宣言しており、多元的基準・第三者認証・ライフサイクル思考という要件を満たすとしています(学術研究では「典型的なタイプIとは異なる特徴を持つ」との指摘もあり、位置づけについて議論の余地があります)。評価は「素材の健全性」「素材の再利用性」「再生可能エネルギー・カーボンマネジメント」「水資源管理」「社会的公正性」の5カテゴリで行われ、各カテゴリでBasic・Bronze・Silver・Gold・Platinumの達成レベルが付与されます。製品全体のラベルは、5カテゴリ中最も低い達成レベルに準じます。認証は製品単位(企業単位ではない)で、有効期間3年、更新時には性能改善の実証が求められます。

沿革・タイムライン

  • 1980年代後半: ブラウンガルト・マクダナーによりCradle to Cradleの設計思想が提唱。
  • 2005年(要追加確認): C2CPII設立、認証プログラム開始。
  • 2024年5月: 現行基準Version 4.1公表、同年7月発効。
  • 2025年1月: 中小企業向けの簡易版「C2C Certified Circularity」認証を新設。
  • 現在: 5万件以上の製品バリエーションが認証済み(ファッション、建材、消費財等)。
  • 企業への影響

    EUの持続可能な製品設計政策(ESPR等)の目標との整合性が指摘されており、サプライチェーンの透明性・循環設計の採用を後押しする認証として、循環経済に取り組む企業のベンチマークとして参照されています。建材・ファッション・消費財分野での採用が目立ちます。

    出典