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米国 (US)🔋 電池・再資源発表日: 2026/10/1
【サプライチェーン】ABTC、ブラックマス最大1億ドル分の輸出販売でBISの承認を取得 ― 国内販売100%義務の枠組みの下で
配信ソース:American Battery Technology Company 公式プレスリリース
米国のAmerican Battery Technology Company(ABTC)は2026年10月1日、米商務省産業安全保障局(BIS)から、同社のリサイクル済みブラックマスについて、最大1億ドル分の輸出販売を認める承認(DPASライセンス)を取得したと発表した。これは、BISが2026年8月6日に連邦官報で公布した暫定最終規則(DPAS指令配分命令)に関する承認である。同規則は、2026年8月27日から、ブラックマスの販売について月間販売量の100%を米国内の者向けとするよう求め、BISの承認がない限り国外へ輸出できないとしている。規則は2027年8月27日までの暫定措置で、BISが延長や調整を行う場合がある。
ABTCはネバダ州リノ近郊で、2023年から商業運転を行うリサイクル施設を運営しており、使用済み電池や電池製造スクラップから、銅、アルミニウム、鋼、リチウムを含む中間製品、ブラックマスなどを回収している。承認の有効期間や販売先などの詳しい条件は発表で示されていない。なお規則は、この承認が輸出管理規則(EAR)上の輸出許可に代わるものではないとしている。
Editor's View
今回の動きは、重要鉱物を対象とする連邦の販売規制が、電池リサイクル企業の販売先に直接かかわった事例である。ブラックマスは、リチウム、ニッケル、コバルト、マンガン、グラファイトなどを含む回収資源であり、現行の暫定規則の下では、国内向けか輸出かという販売先の扱いが、リサイクラーにとって回収・処理の技術と並ぶ事業上の前提条件になっている。ただし、規則は時限的な措置であり、今回の承認の条件も明らかにされていないため、輸出販売が実際にどの程度行われるかは、今後の発表を待つ必要がある。
※ 本ニュースは外部ソース(American Battery Technology Company 公式プレスリリース)の公式公開情報に基づき、実務向けに分析・整理されたものです。
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