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CAplastic施行中 (Active)

カナダ 連邦プラスチック登録簿 (FPR)

規制発動・施行時期 / ENFORCEMENT TIMELINE

2025年6月1日(初回報告開始)

施行時期: 2025年6月1日(初回報告開始)

規制の概要

カナダ政府の「連邦プラスチック登録簿(Federal Plastics Registry: FPR)」は、カナダ環境保護法(CEPA)第46条に基づく告示により導入された、国内を循環するプラスチックのライフサイクル全体を追跡するための国家的な強制データ収集プラットフォームである。2024年4月に最終決定された。本制度は、プラスチック樹脂の製造・輸入から、各種製品(包装材、電気電子機器、自動車、農林水産業製品など)としての市場投入、産業および民間の廃棄物発生、さらには回収、再利用、リサイクル、埋立、焼却に至るまでのフローを定量的に把握し、「プラスチック廃棄物ゼロ」の達成に向けた政策立案と透明性向上を目的としている。FPRは段階的アプローチ(Phased Approach)を採用しているが、カナダ環境・気候変動省(ECCC)は、樹脂メーカーや廃棄物処理業者を対象とするフェーズ2およびフェーズ3の義務化を一時的に延期した。2026年5月現在、対象となるのは「フェーズ1」に属する、包装材(充填・未充填)、電気電子機器(EEE)、および使い捨てプラスチック製品であり、これらを年間1,000 kg(1トン)以上市場に投入したブランドオーナーや輸入業者が対象となる。2024暦年のデータに関する最初の年次報告は2025年9月29日に期限を迎えており、現在は2025暦年および2026暦年のデータ収集と年次報告が義務付けられている。

施行スケジュール・年表

2024年4月20日:カナダ政府が「連邦プラスチック登録簿」の最終スキームおよび法的通知を官報に公表。

2025年9月29日:フェーズ1対象事業者による「2024暦年」のプラスチック使用・流通・廃棄データの初回報告期限。

2026年6月(予定):前年の活動内容に関する定期更新(2025暦年データ対象)。

ECCCの最新方針により、樹脂製造業者、一般廃棄物発生源、リサイクルサービスプロバイダー等に対するフェーズ2・3の拡大報告義務は、2025・2026暦年については延期され、現在はフェーズ1(包装・電子機器・使い捨て製品)のブランドオーナー・輸入者の年次報告のみが継続中。

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企業への影響・実務対応

カナダにプラスチック製品やプラスチック包装された商品を輸出・販売する日本企業(特に食品、日用品、家電、電子機器などのメーカー)は、年間1,000 kg以上の基準値に達する場合、本法による報告義務の対象となる。報告には、州・準州別の流通量、プラスチックの樹脂タイプ別重量、再生プラスチック(PCR)の使用割合、回収・廃棄方法など、極めて詳細なデータの収集とシステムへの入力が必要となる。このため、社内のERPシステムやサプライチェーンの上流サプライヤーから正確な製品重量・樹脂構成データを取得するトレーサビリティ体制の構築が不可欠である。非遵守は環境保護法違反として最大数百万カナダドルの罰則につながるリスクがある。また、この登録簿は拡大生産者責任(EPR)の厳格化と連動しており、中長期的にはカナダ国内でのリサイクル原料の使用目標引上げなどへの対応が求められる。

公式一次情報・関連リンク

🕐Last source review: 2026-06-27

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