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欧州連合 (EU)廃棄物・再資源化施行中 (Active)
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ドイツ ブルーエンジェル (DE-UZ 219)エコラベル基準:OA機器(プリンター・複写機)の排出・省エネ・リサイクル要件

規制発動・施行時期 / ENFORCEMENT TIMELINE

DE-UZ 219 基準適用(2027年12月31日まで有効) / 順次改定

施行時期: DE-UZ 219 基準適用(2027年12月31日まで有効) / 順次改定

規制の概要

ドイツ連邦環境庁(UBA)が運営し、世界最古にして最も権威がある環境ラベル「ブルーエンジェル(Der Blaue Engel)」の「DE-UZ 219(印刷機能を備えたオフィス機器)」規格は、プリンター、複写機、複合機(MFP)などのOA機器を対象とした、事実上の世界最高峰の環境配慮・ライフサイクル基準です。

本規格は、オフィスや家庭などの屋内環境における空気質の保全(健康保護)、製品の省エネ性能、気候変動対策、および資源循環を高度に両立させることを目的としています。ドイツをはじめとした欧州の公共調達(Green Public Procurement)や民間B2B市場において、DE-UZ 219の認証取得は事実上の入札・取引の必須要件(デファクト基準)となっており、キヤノン、リコー、コニカミノルタ、エプソン、ブラザーなどの日本の主要OA機器メーカーにとって、欧州事業の命運を分ける死活的な製品開発要件となっています。

認証基準は、製品の化学物質排出量から分解性、消耗品、社会的責任までライフサイクル全体を網羅しており、技術進歩に合わせて数年ごとに改定(現在のDE-UZ 219基準は2027年12月31日まで有効)が行われます。

施行スケジュール・年表

  • 1978年: 世界初の環境表示制度としてドイツで「ブルーエンジェル」が創設。
  • 2012年〜2015年: オフィス印刷機器向けの基本評価基準「RAL-UZ 171」が適用。
  • 2018年1月: RAL-UZ 171が廃止され、オゾンやVOC、超微小粒子(UFP)の排出要件を大幅に厳格化した新基準「DE-UZ 219」へ完全移行。
  • 2021年: 基準の改定が行われ、原材料の調達(サプライチェーン)における「社会的持続可能性(人権・労働環境デューデリジェンス)」基準が初めて追加。
  • 2027年12月31日: 現行の「DE-UZ 219」基本評価基準の適用有効期限。この日までに次期改定版(新技術要件を統合)の策定および移行手続きが実施される予定。
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    企業への影響・実務対応

  • プリンター・複合機・コピー機の設計・開発部門: 欧州へ出荷する製品は、DE-UZ 219が定める極めて厳しい「放出物質(エミッション)制限」をクリアする必要があります。稼働時に発生するオゾン、ベンゼン、スチレン、揮発性有機化合物(VOC)、および微小・超微小粒子(UFP)の放出を極限まで低減させるためのオゾンフィルタや高度な排気気流設計が必須です。
  • 原材料・部品調達・社会的責任(CSR)部門: 筐体や主要プラスチック部品に、ポストコンシューマーリサイクル(PCR)プラスチックを一定比率以上使用し、かつ「ハロゲン系難燃剤」などの環境・健康有害物質を完全に排除した設計が必要です。また、製造プラントや原材料採掘プロセスにおいて、国際労働機関(ILO)の8つの基本労働基準を満たしていることを法的宣言書で立証しなければなりません。
  • 修理・逆ロジスティクス部門(再生設計): 製品は「分解・リサイクルが容易であること(Design for Recycling)」が義務付けられており、異なる種類のプラスチックを容易に分離できること、接着剤の使用制限などが課されます。さらに、「製品の生産終了後、最低5年間はスペアパーツと修理サービスをユーザーに提供し続けること」の保証が必要です。
  • 消耗品(トナー・インク)適合影響: ブルーエンジェルは「本体と純正トナー・インク」が一体となったシステムとしてエミッション測定を行うため、サードパーティ製の互換トナーでは基準適合が保証されません。メーカーは、純正サプライ品を使用する重要性をこのエコラベルをもって市場に強くアピール可能です。
  • 公式一次情報・関連リンク

    🕐Last source review: 2026-06-27

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