インド バッテリー廃棄物管理規則2022
規制発動・施行時期 / ENFORCEMENT TIMELINE
2022年8月24日施行
規制の概要
インドのバッテリー廃棄物管理規則2022は、EV用・ポータブル・自動車用・産業用を含む全種類のバッテリーを対象とした包括的な廃棄物管理制度である。拡大生産者責任(EPR)の原則に基づき、製造者・輸入者・ブランドオーナーにバッテリーのライフサイクル全体の環境配慮管理を義務付ける。CPCBへの登録義務、埋立・焼却の禁止、段階的な回収・リサイクル目標の設定が主要要素である。国産リサイクル材の使用義務も導入され、2027-28年度の5%から2030-31年度の20%へ段階的に引き上げられる。2025年2月の改正では、デジタルラベリング(QRコード・バーコード)の導入が認められ、重金属(水銀・カドミウム・鉛)の表示基準に閾値が設定された。CPCBのオンラインポータルを通じたEPR証書の取引制度により、製造者と認定リサイクル業者・再生業者間の義務履行が円滑化されている。
施行スケジュール・年表
2022年8月: バッテリー廃棄物管理規則2022公布
2023年4月: 規則施行開始
2024-25年度: バッテリー種類別の回収目標開始
2025年2月24日: 改正規則施行(デジタルラベリング導入)
2027-28年度: リサイクル材使用義務5%開始
2028-29年度: リサイクル材使用義務10%
2030-31年度: リサイクル材使用義務20%
企業への影響・実務対応
インド市場でバッテリー製品(特にEV用リチウムイオン電池)を製造・輸出する日本企業は、EPR登録と回収・リサイクル体制の構築が必須となる。段階的なリサイクル材使用義務は、サプライチェーン上流での国産リサイクル材調達を要し、原材料コストと調達戦略に影響する。EU電池規則との類似性があり、グローバルなバッテリーサプライチェーン管理の統合的アプローチが求められる。未達成の場合は「汚染者負担原則」に基づく環境補償金が課される。
公式一次情報・関連リンク
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