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EU発表日: 2025/10/20
【規制動向】EU CBAM、本格適用を2026年1月から開始 ― 簡素化措置と証書制度への移行を実施
配信ソース:EU官報 Regulation (EU) 2025/2083
EUのCarbon Border Adjustment Mechanism(CBAM)は、2023年10月からの移行期間を経て、2026年1月1日から本格適用フェーズへ移行しました。移行期間では主に輸入品に含まれる埋込排出量の報告が中心でしたが、本格適用ではCBAM証書を用いた制度運用へ移ります。
同時に、EUではCBAMの運用負担を軽減するための簡素化措置も進められています。企業は「2026年からCBAMが始まった」という一点だけでなく、対象範囲、計算方法、証書、報告・申告手続きがどのように簡素化されたかまで含めて確認する必要があります。
Editor's View
CBAMは単なる排出量報告制度から、輸入・炭素データ・証書・サプライヤー情報を結びつける貿易制度へ移行しています。対象製品をEUへ輸出する企業では、EU輸入者から求められる排出量データの精度だけでなく、製造拠点・工程・原材料に関するデータの追跡可能性が重要になり、CBAMの本格適用は環境データが国際貿易のコスト計算に直接組み込まれる転換点です。
※ 本ニュースは外部ソース(EU官報 Regulation (EU) 2025/2083)の公式公開情報に基づき、実務向けに分析・整理されたものです。
関連する規制情報
EU 炭素国境調整措置(CBAM)
EU CBAM(Carbon Border Adjustment Mechanism)は、炭素集約型製品の輸入時に、その製造過程で排出された温室効果ガス(GHG)排出量に基づいて炭素コストを調整する制度。 EU域内産業と域外産業の炭素コスト差を縮小し、カーボンリーケージ防止および脱炭素投資促進を目的としています。移行期間(2023年10月〜2025年12月)の義務はデータの報告のみでした。2026年1月1日から本格適用が始まっており、2026年の輸入分から組込排出量に応じたCBAM証書の償却義務の対象となります(証書の販売は2027年2月1日から、初回の年次申告・償却の期限は2027年9月30日)。
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