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EU発表日: 2026/6/3

【規制動向】EU、CBAMを鉄鋼・アルミ下流製品へ拡大する改正案を提示 ― 2028年からの適用を提案

配信ソース:European Commission (EC) / 欧州委員会
欧州委員会は2025年12月17日、CBAM規則(EU 2023/956)を改正し、鉄鋼・アルミニウムを使用する一部の下流製品をCBAMの対象に追加する法案COM(2025)989を提出しました。提案では約180の追加CNコードを対象とする拡張が示されています。 これは成立した規則ではなく、あくまで欧州委員会の立法提案です。提案上の下流製品への拡張適用日は2028年1月1日とされています。
Editor's View

現在のCBAM対象である原材料から、加工・組立段階に近い製品へ規制対象が広がる可能性があります。鉄鋼・アルミを大量に使用する機械、部品、加工製品などでは、EU向け輸出時の炭素コストや原産地・排出量データ管理への影響が想定され、CBAMでは「現在の対象品目」と「将来の対象拡大案」を明確に分けることが重要です。

※ 本ニュースは外部ソース(European Commission (EC) / 欧州委員会)の公式公開情報に基づき、実務向けに分析・整理されたものです。

関連する規制情報

EU 炭素国境調整措置(CBAM)

EU CBAM(Carbon Border Adjustment Mechanism)は、炭素集約型製品の輸入時に、その製造過程で排出された温室効果ガス(GHG)排出量に基づいて炭素コストを調整する制度。 EU域内産業と域外産業の炭素コスト差を縮小し、カーボンリーケージ防止および脱炭素投資促進を目的としています。移行期間(2023年10月〜2025年12月)の義務はデータの報告のみでした。2026年1月1日から本格適用が始まっており、2026年の輸入分から組込排出量に応じたCBAM証書の償却義務の対象となります(証書の販売は2027年2月1日から、初回の年次申告・償却の期限は2027年9月30日)。

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