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EU発表日: 2026/5/13

【規制動向】EU、CBAMで第3国炭素価格を控除する実施規則案を公表 ― 2026年5月から意見募集

配信ソース:European Commission (EC) / 欧州委員会
欧州委員会は2026年5月13日、CBAMにおいて第3国で実際に支払われた炭素価格を、EUで引き渡すCBAM証書数の削減に反映するための実施規則案を公表しました。案では、支払った炭素価格の証拠、独立した確認者の資格・独立性、炭素価格の計算方法などが定められています。 この仕組みは、同一の排出について第3国とEUの双方で炭素価格を負担することを避けるためのものです。2026年5月時点ではまだ採択済みの実施規則ではなく、意見募集段階のドラフトです。
Editor's View

CBAMの企業負担は、EU側のCBAM証書価格だけでなく、輸出国で既に支払った炭素価格との関係によって変わります。EU向け輸出企業は、輸出国で負担した炭素価格について支払事実・対象排出量・検証情報を追跡できるデータ基盤を整備することが重要であり、CBAMでは単純な「EUの炭素税」ではなく、EU域外で既に支払った炭素価格をどのように証明し、EU側の義務に反映するかまで見る必要があります。

※ 本ニュースは外部ソース(European Commission (EC) / 欧州委員会)の公式公開情報に基づき、実務向けに分析・整理されたものです。

関連する規制情報

EU 炭素国境調整措置(CBAM)

EU CBAM(Carbon Border Adjustment Mechanism)は、炭素集約型製品の輸入時に、その製造過程で排出された温室効果ガス(GHG)排出量に基づいて炭素コストを調整する制度。 EU域内産業と域外産業の炭素コスト差を縮小し、カーボンリーケージ防止および脱炭素投資促進を目的としています。移行期間(2023年10月〜2025年12月)の義務はデータの報告のみでした。2026年1月1日から本格適用が始まっており、2026年の輸入分から組込排出量に応じたCBAM証書の償却義務の対象となります(証書の販売は2027年2月1日から、初回の年次申告・償却の期限は2027年9月30日)。

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