東南アジア諸国連合 (ASEAN)circular施行中 (Active)
所属する規制体系 / System:
フィリピン 拡大生産者責任法 (RA 11898)
規制発動・施行時期 / ENFORCEMENT TIMELINE
2022年施行
施行時期: 2022年施行
規制の概要
フィリピン拡大生産者責任法(Republic Act No. 11898)は、2022年7月23日に成立し同年8月13日に施行された画期的な環境法である。既存の固形廃棄物管理法(RA 9003)を改正し、プラスチック包装廃棄物に対する拡大生産者責任(EPR)制度を制度化した。
環境天然資源省(DENR)が運用を管轄し、総資産1億ペソ以上の大企業に対し、プラスチック包装廃棄物の回収・リサイクルプログラムの実施を義務付けている。対象品目にはサシェ、ラベル、ラミネート、軟質プラスチック、硬質プラスチック容器(ボトル・コンテナ)、プラスチック袋、ポリスチレンが含まれる。
企業は個別またはPRO(生産者責任機構)を通じて段階的な回収目標を達成する必要がある。2026年時点で国全体のプラスチック転換率は55.98%に達し、義務付けられた40%目標を大幅に上回る成果を示している。独立第三者監査による年次履行報告義務と、未達成企業への累進的罰金制度も設けられている。
施行スケジュール・年表
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企業への影響・実務対応
フィリピンに製品を輸出する日本企業は、プラスチック包装の回収義務に直接影響を受ける。特に食品・日用品メーカーは、現地パートナーを通じたEPR対応体制の構築が必要となる。PRO加入による効率的なコンプライアンス体制の検討、包装材のリサイクル適性向上(モノマテリアル化)、サシェ等の小型包装の代替素材開発が求められる。未登録・未達成企業には累進的な罰金が科されるため、早期の対応計画策定が重要である。
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