規制体系ゲートウェイに戻る
アメリカ合衆国 (US)circular施行中 (Active)

米国 コロラド州 使い捨て包装プラスチック削減EPR法(HB 22-1355):2025年本格始動とPRO(CAA)計画策定実務

規制発動・施行時期 / ENFORCEMENT TIMELINE

2025年制度本格始動・2026年料金体系確定・2027年エコモジュレーション開始

施行時期: 2025年制度本格始動・2026年料金体系確定・2027年エコモジュレーション開始

規制の概要

コロラド州のHB 22-1355(Producer Responsibility Program for Statewide Recycling Act、2022年成立)は、使い捨て包装材および紙製品(Packaging and Paper Products:PPP)を対象とする全米初の包括的拡大生産者責任(EPR)法の一つである。地方自治体や納税者が負担してきた家庭ゴミのリサイクル収集・選別・再商品化費用を、製品を市場に投入する生産者(ブランドオーナー、輸入業者)側に法的に転嫁・負担させる制度設計を採用している。

同法に基づき、州公衆衛生環境局(CDPHE)はCircular Action Alliance(CAA)を単独の生産者責任組織(PRO)として認定し、2025年より制度の本格的な運用フェーズが始動した。2025年中に州全域のニーズ評価(Needs Assessment)が完了し、CAAは2026年にかけて具体的なプログラム運営計画および生産者向け年会費・手数料率(素材のリサイクル困難度や再生プラスチック使用率に応じたエコモジュレーション料金体系)の確定手続きを進めている。対象生産者はPROへの加盟登録と包装データ報告が義務付けられ、2026年〜2027年にかけて本格的な費用拠出が開始される。

施行スケジュール・年表

2022年6月:コロラド州知事がHB 22-1355に署名し全米初のEPR包括法が成立

2023年5月:CDPHEがCircular Action Alliance(CAA)を単独PROとして正式認定

2024年〜2025年:全州リサイクルインフラのニーズ評価(Needs Assessment)調査の完了

2025年:制度運用が本格始動。対象生産者のPRO登録および包装資材基礎データの提出開始

2026年:CAAによる最終プログラム運営計画および素材別手数料率(エコモジュレーション)の確定

2027年:生産者によるEPR分担金の本格拠出および全州リサイクル拡大プログラムの完全稼働

スポンサーリンク / ADVERTISEMENT

企業への影響・実務対応

コロラド州内で包装製品や紙製品を流通させるすべてのブランドオーナーおよび輸入事業者は、年間売上高500万ドル未満の小規模事業者免除に該当しない限り、CAAへの登録と使用包装材の重量・素材別データ報告が義務付けられる。リサイクル困難な複合フィルムや有色プラスチックに対しては高額なエコモジュレーション手数料が課されるため、単一素材化(モノマテリアル化)や軽量化設計への投資が急務となる。

関連の規制ニュース

現在、この規制に関連するニュース記事はありません。