規制体系ゲートウェイに戻る
欧州連合 (EU)脱炭素・省エネ施行中 (Active)
所属する規制体系 / System:

EU 電池規則におけるカーボンフットプリントおよびデジタルバッテリーパスポート要件

規制発動・施行時期 / ENFORCEMENT TIMELINE

2025年2月より段階適用(CFP義務化)、2027年2月パスポート義務化

施行時期: 2025年2月より段階適用(CFP義務化)、2027年2月パスポート義務化

規制の概要

2023年8月に発効した「EU電池規則(欧州バッテリー規則)」に基づき、EU域内で上市されるバッテリーのライフサイクル全体(原材料採掘、製造、使用、廃棄・リサイクル)における温室効果ガス(GHG)排出量の算定・開示(カーボンフットプリント要件)と、個々のバッテリーのサプライチェーン追跡、技術仕様、化学組成などの情報をデジタル上で一元管理する「デジタルバッテリーパスポート(DBP)」の導入を段階的に義務付ける規制プログラムです。バリューチェーン全体の透明性を極限まで高め、欧州の脱炭素および循環経済の達成を目指しています。

施行スケジュール・年表

  • 2023年8月:EU電池規則(Regulation (EU) 2023/1542)が正式発効。
  • 2025年2月:電気自動車(EV)用バッテリーを対象に、カーボンフットプリント(CFP)の算定・申告が段階的に義務化開始。
  • 2026年8月:EV用バッテリーに対するCFP性能クラスの表示(ラベリング)義務化。
  • 2027年2月:容量2kWhを超える産業用およびEV用バッテリーを対象に「デジタルバッテリーパスポート(DBP)」の提示義務が本格適用開始。
  • 2028年2月:EV用バッテリーに対するCFP最大許容限度値(閾値)の適用が開始され、これを超えるバッテリーの欧州内販売が禁止。
  • スポンサーリンク / ADVERTISEMENT

    企業への影響・実務対応

    電池セル・パックメーカー、自動車メーカー、蓄電池システム事業者は、電池の原料調達(リチウム、コバルト、ニッケル等)から製造・輸送に至る詳細なPrimary Dataに基づくカーボンフットプリント(CFP)算定プロセスの確立と、データプラットフォームへの連携が必須となります。

    関連コンテンツ

    関連の規制ニュース

    現在、この規制に関連するニュース記事はありません。